契約解除したアカウントを削除したら、しまった!過去メールが読めない!

メールソフトはThunderbirdです。お気に入りのメールソフトですが、隅から隅まできちんと理解しているわけではなく、先日↑タイトルのような失敗をしてしまいました。

きちんと理解しないまま使い続けてきたのだから仕方ないといったんはあきらめかけたものの・・・
いつまでもふっきれなくて・・・

調べてみると、アカウントを削除してもメールデータはパソコンの中に保存されたままになっていることがわかりました。
それならどうにかなるはずと試行錯誤の結果、一度は失なったとあきらめた過去メールが読める状態になりました。\(^o^)/

今では契約解除した使用できないアカウントですが、何かでその過去のメールを読みたいと思った時手軽に読める状態になっています。

それはローカルフォルダの中に過去メールを置くというもの。
正直なところこのローカルフォルダの本来の使いかたは理解できていません。
しかし、これまで利用せず空のままになっていたのでこのさいチャッカリ利用してみようと思いました。

Thunderbirdで削除したアカウントのメールデータを再表示する方法

手順はざっと以下の通り

①メールデータの所在を確認

そもそもメールデータが残っていなければ先には進めません。
もしアカウント削除時に一緒にメールデータを削除していたらあきらめなければならなかったでしょう。今回は幸いにもデータは消えていませんでした。

Thunderbirdのメールデータは既定では以下のところにあります。
(Thunderbird 60.6.1 windows10です。)

C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Thunderbird\Profiles\xxxxxxx.default\Mail\yyyyyy.jp

xxxxxx.defaultはThunderbirdのプロファイルフォルダです。
yyyyyy.jpがアカウント毎のメールデータの格納フォルダです。
xxxxxxxにはランダムな英数字が並んでいます。yyyyyyは各アカウントを意味する文字です。
複数のアカウントを設定している場合はそれぞれのアカウントのフォルダがMailフォルダ中に存在します。
ここに復活させたいアカウントのものがあるかどうか確認します。

②ローカルフォルダにメールデータを表示

⑴ フォルダペイン下部にpcのアイコンのついたローカルフォルダを右クリック


⑵ 設定(E)をクリックすると下のようにアカウント設定画面が開きます。

(3)この画面で メッセージの保存先に①で確認したデータの場所を右の参照ボタンを利用して指定しOKボタンをクリックする。

以上でローカルフォルダを開くと過去のメールデータが読めるようになりました。

※アカウントの削除でそれまでのメールを読むことができなくなることを知っていたなら、わざわざこんな作業をせずに済んだのではないかと思います。
もしまた機会があれば、こんどこそはうまくやりたいものです。
今回は仕方なくこういう方法をとりました。