一昨日から「こぐれひでこの美味しいスケッチ(新潮文庫)」を参考に、マーマレードを作っていました。
本ではオレンジになっていますが、今回は大好物の八朔で挑戦。
いつもなら、皮の白い綿のところは出来るだけ除き、苦みをとるため数回ゆでこぼしをするのですが、今回はあえて苦みを残した大人味のマーマレードです。
この苦み成分はビタミンPといわれるもので、血圧を下げるとか、血管壁の強化とか、その他体にいい働きをするようです。
でも加熱したら壊れないだろうか?
まあそれはそれでいいかということで、とにかく丸ごと一個(皮も実も棉も袋も)全部使いました。
<作り方>準備として使用する八朔の重さを計っておきます。
①わたの付いたままの皮、実を取り出した後の袋はクッキングカッタ―で砕き、ほぐした実と一緒にして水(じゅうぶんにかぶるくらいの量)に浸して24時間放置。
②このまま40分煮る。
③そのまま24時間放置。
④八朔の重さの50%の砂糖(今回は250g)とレモン果汁(市販のものを使った)大匙2~3杯を加え、かき混ぜて3時間放置。
⑤1時間煮る。
↑じっと置いてるだけの時間が結構長いです。
そして三日目にして出来上がり!
近所のスーパーなどで売っているのより苦みが強いけれど美味しく出来上がりました。
出来上がりが赤っぽいのは、最後の最後に少し焦げたようにキャラメル化したからです。
最後はもっと慎重に仕上げればよかったと反省。
でも、これはこれでコクのあるよい味になりました。